アンジが愛した ぶどう畑の真珠と呼ばれる村へ。
この間、ゆるやかな坂道が続く村
Ribeauvillé の記事を書きましたが、ここ Riquewihr(リクヴィール)も坂の村で雰囲気はリヴォーヴィレに似ているかな。
ただリクヴィールは
Les plus beaux villages de France(フランスのもっとも美しい村)にも登録されていてあまりにも有名になってしまい、ガイドブックなどにも必ず載っているので1年中観光客でにぎわっているそうです。
アルザスの町や小さな村をまわってみて気づいたこと、、それはフランス人観光客が圧倒的に多いってこと!そして2番目は地理的な関係もあってかドイツ人が多かったです。アルザスはフランス人にとってもアツイ土地なのかしら?そんなフランス人にも大人気のアルザスですが、ここリクヴィールはアメリカ人が多かったような気がします。ランチで入ったレストランにもアメリカ人観光客の団体がいて、後ほど登場するアコーディオン弾き&ギター弾きが乱入してきた時も、彼らノリノリで一緒に歌ってましたからね〜
わたし達は正面入り口から入らず横の方から入ったのですが、この村は城壁に囲まれているので 目抜き通にたどり着くまでは こんな細い路地を抜けていきます。
ここがリクヴィールの目抜き通り Rue du Général de Gaulle。奥の方に見えるのピンク色の花で彩られた塔は、この町のシンボル ドルデの塔。見ての通り常に観光客で溢れかえっていました(ってわたしもその内の1人なんだけど)。
人ごみがニガテなので避難・避難。何気なく入ってみた別の通りは静かで別世界のよう。
のんびりお散歩中の地元の人達かな?
とあるお土産屋さんにはアルザスの民族衣装を着た女の子のマグネットと共に、なぜかマトリョーシカが売られていました(笑)。
この通り、名前も覚えてないけどすごくキレイだったな♪
別の通りに入ってみると古本を中心とした青空市場が出ていました。
かわいいハート型のせっけん♡
アルザスの街や村にある看板って、すごく凝ってて本当にかわいらしいんですよね。
後ろ姿だけどこのお2人さんが、ランチしたレストランに現れたアコーディオン弾き&ギター弾き。上の方で書いたアメリカ人に大受けの2人です
アンジ美術館兼ショップにも モチロン入りましたよ♪コルマール生まれのアンジですが、リクヴィールの美しい風景に魅せられて多くの時間をここで過ごしたというアンジ。
わたしは特にアンジの大ファンという訳ではないけれど、あれもこれもと色々と欲しくなっちゃう位全てがかわいかったです(笑)。今でもアンジはアルザスの風俗を語る上で欠かせない人なんでしょうね。
Rue du Général de Gaulle を下って行くと村の入り口にたどり着きます。ちょうど門の横あたりに、昔のリクヴィールの様子が描かれた絵が貼られていました。よくよく見ると "Riquewihr" と書かれてある上に "
Reichenibeïher" (←Reichenweijerの間違いでした!くまさん、ご指摘ありがとう〜!) と書かれていますよね。多分アルザス語なんじゃないかな〜と勝手に想像しているのですが、ここからも昔アルザスがフランスでもなくドイツでもなかった時代を物語っているんだな〜と感じました。